スポーツ選手のメンタルの強さとは?? [日記]


今年は竹島問題の再燃をきっかけにスポーツでも日韓戦が多かった年だと思います。五輪男子サッカー・バレーボール・女子サッカー・高校野球世界大会。
負けているとそのまま流れて負けてしまう日本チームと負けていてもしぶとい韓国チームと何が違うのかということについて思い当たることがあったので書きたいと思います。書いてたら長くなったので何回かに分けます。

僕自身は高校野球で甲子園を目指し、大学時代から7年間中学生に野球を教えていた経験もありここ一番でプレーに左右するのは「メンタル」だと強く感じていました。

僕が若い頃から(多分今も?)体育会系は「メンタルが強い」と思われています。その理由に厳しい練習に耐えてきたからと言う人もいますが、ここ最近その理由ではなんだか合点がいかない気がしていたのです。強い学校では競争も激しく練習も厳しいのが当然ですがレギュラー以外の部員に全く練習をさせない高校も少なくありません。また、燃え尽きてしまってやる気のない生活を送っているうちに引きこもりになった人間もいます。
なぜ自分は厳しい練習に耐えられたのだろうか?僕は1年生の時に事故で肩を折っていますがなぜ辞めなかったのだろうか?
中学生には体力的精神的に苦しいトレーニングを課しましたがなぜ彼らはそれをこなすことができたのだろうか?
それは「自分以外の誰か」がいたからなんです。
手から血が出てしびれてもバットを振ったのは横で仲間が同じようにバットを振っていたからです。怪我をして試合に出れないのがわかっていても辞めなかったのは、違う高校で頑張っている中学のチームメイトがいたからです。
昔の教え子にどうして厳しい練習に耐えられたかと聞くと「キャプテンのあいつが頑張ってたから俺もと思って必死でした」と返ってきます。キャプテンだった子に聞くと「皆が頑張ってたからできたと思います」とこう言うわけです。
小学校から高校までスポーツをやっていると、絶対必要なのが親の支援です。いい道具を買ってくれるのも親ですし、ちょっと疲れた時に力の出るおいしいご飯を作ってくれるのも親ですし、グランドの整備や合宿の準備までしてくれるのも選手の親です。
「誰かの支えに素直に感謝する」
これも大事だと思います。
僕の教えていた野球チームはクラブチームなので選手の父兄のサポートが必要不可欠ですが、面白いことに親のサポートがない選手はどんなに能力があっても、チームメイトとうまくいっていても辞めていってしまうんです。その親が自分のサポートが必要のないチームに移してしまうんです。親のサポート無しで成熟してない彼らが誰のためにやるかわかるわけがないです。よほどの強い意志がないとむりでしょうね。

誰かの支えがあってこそ厳しい練習にも耐えられるし、その人のためにという思いがあってこそ結果だけを求められるスポーツの世界で頑張っていけるのではないでしょうか。

韓国のスポーツ選手には「誰かの支え」が強力だと思います。それについては、韓国社会やしばらくしてから書こうと思っている歴史教育にも関わってくるので次に書きます。


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